病んでいる

病んでいると本当にポンポン嫌なことが浮かんでしまって、困ります；

１つだけみなさんに。

やっぱり当たり前にいた人や物でも、失ってみて初めてその大切さに気づくんですよ。

なので、1日1日を大切にもっとその人や物を大切にしていった方がいいと思います。

父が入院して、1年半くらい経とうとしてます。

父は、よく休日ゴルフに行ったり海にサーフィンをしてました。
大体は前日に「～に行く」とか言って、ゴルフやサーフィンにでかけていました。

だけど、あの時は何も言わずに勝手にサーフィンに行っていて、まぁ大体朝早くから居なかったのでどっか出かけたんだ、とは認識していたんですけど。

母と姉が知り合いのエステに行ってる間、私は家で過ごしていて、急に母から「よくわからないんだけど、パパがケガしたっぽいから、今から帰って病院に行こう」といって、新幹線と大型バスで4時間以上かけてすっごく遠いところに母と2人で行きました。

父のところに行くと、たくさん変なチューブが鼻とか腕とかに通されてて、こんなにおおがかりなケガだとは私も母も思っていませんでした。

先生によばれて、父はものすごく大変なケガをしてしまって、ここ３日のうちに何かが起こったら死ぬかもしれないから、なるべく近くにいてくださいって言われて、本当驚いて、夢なのか現実なのかもわからなかったです。
母は泣いていて、私はなるべく泣かないようにして歯を食いしばってました。

父は頚椎損傷でした。前に理科の授業で聞いたのが、首の後ろらへんは神経が集まってるからケガをしたら危ないのよ。って言われたのを思い出しました。

なので父はそのときは肩から下が何も動きませんでした。

その３日間に幸い何も起こらず、良かったのですが父はもう治らないと先生から聞き、本当に夢でも見てるんじゃないかと思いました。

父はサーフィンをしているときに、大きな波がきて、それにのまれてしまい大きな岩か何かにぶつけて、そこから体が動かなくて、うつぶせに海に浮いていたそうです。
ちょうど一緒に来ていた知り合いが、大きな波が来たから心配して見に行ったら、父が浮いていたので、助けてくれたそうです。
もしその知り合いの方がいなかったら、もしその方が見に行かなかったら父は死んでいました。


それから、小平の病院に移って、今はもっと遠～くの病院で入院しています。

いつも全然感情を言葉にしない父が、母に、家から私と姉と父で３人で撮った写真を持ってきて　と頼んだそうです。
父は大してやさしくも、怖くもなく、はっきりいうと自分勝手で私、母、姉はよくむかついてました。
だけど父はすごく仕事ばかりしていて、本当に頑張っていました。

１日前までは、私が生まれてからず～っと一緒に暮らしてきた父がいきなり身体障害者になって、入院生活を送るなんて本当に思ってもみなくて、今でも夢なんじゃないかと思います。

母が仕事で、姉もバイトで夜いないときは父と２人でいつも夕飯を食べたり、父にバイクでいろんな場所に連れてってもらいました。


父が事故に遭うまでは、本当に父に対して嫌な感情ばっか持っていたけど、今はそんなこと本当にどうでもよくて、いいことばかりが思い出されます。

父はリハビリを本当にがんばって、今では腕も足も動くようになって、自分で車椅子に乗ることもできるようになりました。

そして１年半、父が入院してから、母は１人で私と姉を養ってくれました。仕事を増やして、毎日本当に必死で働いてくれています。
そんな母も子宮ガンが見つかり、２月の始めに入院します。死に至るわけではないですが、子宮を全摘出します。
でもその後の転移が怖いし、煙草も吸うので、本当に心配です。

最近はずっと冷たい態度ばっかりとっていたのを本当に謝りたいと思っています。

もし、いつか母が亡くなったら私も生きていけないと思います。
母には働いて働いてから亡くなるのではなく、やりたいことをたくさんして、老人になってからにしてもらいたいです。

だから絶対に都立高校に入ってたくさんアルバイトをしてお金を貯めて、海外旅行にいつか連れて行きたいです。
大人になってもたくさん働いて、母と父に楽な生活を送らせてあげたいです。

父はどんな姿になってもやっぱり生きているだけでありがたい、と本当に心から思っています。
前のようにたくさん働いてる父を見ることができないのは悲しいし、一緒にバイクでどこかに連れてってもらうこともできないけど、顔を見れるだけで本当に嬉しいです。


なので今はたくさん勉強して、都立高校に入って両親を安心させてあげられるといいなって思ってます♪